【MBTI最新事情】なぜ今流行るのか?その「推移」とINTJ建築家による構造的攻略ガイド
近年、爆発的な盛り上がりを見せている「MBTI」。この現象を、私のようなINTJ(建築家型)の人間が見ると、単なる「性格占い」ではなく、人間の思考回路という「構造」を解き明かす非常に興味深いフレームワークに見えてきます。

勝WIN日本統括責任者 大崎慶大崎連載シリーズの3テーマ目「性格診断」第2️⃣弾です!
建物を設計するとき、私たちはまず地盤を調査し、構造計算を行い、詳細な図面(ブループリント)を描きます。表面的なデザインはその強固な構造の上に初めて成り立ちます。
本記事では、GoogleトレンドやSNSでのデータに基づいた「MBTIの最新事情と推移」そして「これまでの経緯」を整理しつつ、INTJである筆者の実体験を交えた詳細な攻略法を解説します。なぜこれほどまでに世界がこの4文字のアルファプレイに熱狂するのか、その構造を紐解いていきましょう。
16Personalitiesを早速診断する
第1章:MBTIとは何か?「これまで」の歴史と誤解
1. 公式MBTIと16Personalitiesの違い
現在、ネット上で「MBTI診断」として拡散されているものの多くは、厳密にはMBTI(Myers-Briggs Type Indicator)ではなく、「16Personalities」という別のビッグファイブ理論をベースにした無料性格診断です。
前提:
- 本来のMBTI
ユングのタイプ論を基に、キャサリン・ブリッグスとイザベル・マイヤーズが開発。認定ユーザーによるフィードバックが必須。 - 16Personalities
MBTIのコード(INTJなど)を借用しているが、神経症傾向(-A/-T)などを加味した別物。
しかし、検索意図としての「MBTI」は、この両者を含んだ広義の「16タイプ診断」を指すことが一般的です。本記事でも、Web検索の文脈に合わせて広義のMBTIとして論を進めますが、この違いを理解しておくことは情報の正確性を判断する上で重要です。
2. 日本における受容の歴史
日本では「これまで」、血液型占いが支配的でした。しかし、なぜアルファプレイ4文字のMBTIが取って代わったのでしょうか? それは、血液型という「先天的・運命的」なものから、思考の癖という「後天的・可変的」な要素への興味の移行を示唆しています。
ラブタイプ診断に関する記事はこちら


第2章:データで見る「MBTI最新」トレンドと「推移」
Googleの検索ボリュームやSNSのハッシュタグ分析を見ると、この数年で異常なほどの急上昇カーブ(指数関数的な推移)を描いています。
1. 検索トレンドの推移(2020年〜現在)
2020年以前、MBTIは一部の心理学好きや就活生の間で知られるマイナーな用語でした。しかし、以下の要因により「推移」は激変しました。
K-POPアイドルが自己紹介でMBTIを公言し始めたことが最大のトリガーです。「推し」と同じタイプか、相性は良いかという文脈で広がりました。
コロナ禍により対面コミュニケーションが減少し、「自分は何者か」「相手はどういう人間か」を効率的にタグ付けしたい欲求が高まりました。
現在では、企業の採用面接やマッチングアプリのプロフィールに記載されるなど、社会インフラに近いレベルで浸透し始めています。
2. 最新の傾向:タイプ別のヒエラルキー化への警鐘
最新のトレンドとして懸念されるのが、「I(内向)よりE(外向)が良い」「T(思考)は冷たい」といった、タイプによる優劣や偏見(タイプ・バイアス)の発生です。本来、MBTIは「心の利き手」を知るためのものであり、能力の優劣を決めるものではありません。この点を正しく理解することが、今後のリテラシーとして求められます。
第3章:【体験談】INTJ(建築家)と診断されて
ここからは、筆者自身(INTJ)の視点から、診断結果の深堀りと実生活での「あるある」、そして建築家という職業との相関性について語ります。


1. INTJ(内向・直観・思考・判断)の基本スペック
全人口の約2%と言われるレアなタイプ。別名「戦略家」「建築家」。
私の脳内で行われている処理は、まさに以下の数式のようなプロセスです。
$$Ni (内向的直観) \times Te (外向的思考) \rightarrow \text{Systematic Vision}$$
- $Ni$(主機能): 将来どうなるか、本質は何かを無意識に予測する。「なんとなくこうなる」という確信めいたビジョンが見えます。
- $Te$(補助機能): そのビジョンを現実にするための効率的な手順を組む。無駄を極限まで嫌います。
2. 統括責任者としてのINTJ
職業が「統括責任者」であることは、INTJにとって天職に近いと感じます。
統括責任者とは、将来のビジョンを設計する必要があります。何もない空間に「理想の形($Ni$)」を描き、それを重力やコスト、法規という現実の中で「具現化($Te$)」する作業だからです。
| 強み | 弱み |
|---|---|
| 複雑な矛盾を解決する構造美を愛する。長期的視点で計画を立てられる。感情に流されずリスクヘッジができる。 | 他人の「感情的な要望($Fe$)」を理解するのにコストがかかる。「なんとなく」という理由で柱の位置を変えられそうになると、論理的欠陥を指摘したくてうずうずします。 |
3. 実際に診断してみた感想:生きづらさの正体
初めて診断した時、「冷徹」「独善的」といったワードが並んでいましたが、私はむしろ救われた気持ちになりました。
これまで「なぜ周りの人は、もっと効率的に動かないのか?」「なぜ結論から話さないのか?」とイライラしていた原因が、他者の能力不足ではなく、「思考プロセスの違い」にあると判明したからです。
設計図が違う相手に、自分の設計図を押し付けても望むものは築き上げられません。MBTIは、私にとって「他者という理解不能な仕様書」を読み解くための翻訳機となりました。
4. INTJの有名人
個人的にイーロン・マスク氏と一緒だったのは嬉しかったですね。


第4章:MBTI詳細攻略!Google評価も意識した活用の最適解
単に「当たってる!」で終わらせないのが、戦略家(INTJ)流です。ここでは、最新の知見を含めた、人生を最適化するための攻略法を提示します。
1. 4つの指標の「推移」をモニタリングする
性格は固定されたものではありません。環境によって変化します。
例えば、私は独立して事務所を構えてから、$J$(判断的態度)がより強くなりました。
定期的に診断を行い、自分の数値の「推移」を見ることで、自分が今、環境に適応しようとして無理をしていないか、あるいは成長しているかを観測できます。
| 指標 | 意味 | 企業に例えると | 攻略ポイント |
| E / I | エネルギーの向き | 現場(E) vs 経営企画(I) | I型は「一人の時間」をスケジュールに確保せよ |
| S / N | ものの見方 | 実務(S) vs ビジョン(N) | N型はS型の「事実確認」を無視しないこと |
| T / F | 判断基準 | 構造計算(T) vs 住み心地(F) | T型は「共感」というタスクを遂行せよ |
| J / P | 行動スタイル | 厳密な工程表(J) vs 現場での変更対応(P) | J型は予期せぬ変更への「バッファ」を持つこと |
2. 認知機能(Cognitive Functions)を理解する
MBTIを「攻略」する鍵は、4文字の裏にある「認知機能」の理解にあります。これは検索意図の深いユーザー(玄人)が求めている情報でもあります。
例えばINTJの場合:
第3機能($Fi$:内向的感情)
自分の美学や価値観。これを成熟させないと、ただの冷たい合理主義者になります。建築で言えば「デザインの倫理観」です。
劣等機能($Se$:外向的感覚)
五感による今の体験。INTJはこれがおろそかになりがちです。考えすぎて体に不調をきたしたり、現場の細かな変化を見落としたりします。
攻略法: 自分の「劣等機能」を自覚し、それを補ってくれるタイプ(INTJならESFPやISFPなど)をパートナーやチームメイトに選ぶことです。これは最強のチームビルディング(組織設計)になります。
3. 「相性論」の最新解釈
ネット上には「最高の相性」「最悪の相性」という表が溢れていますが、最新の心理学的見解では、「相性が悪い=成長の機会」と捉え直されています。
自分と正反対のタイプは、自分の見えていない死角(ブラインドスポット)を持っています。
建築において、意匠設計者(デザイン)と構造設計者(物理法則)が対立しながらも協力しなければ良い建築ができないのと同様、異なるタイプとの摩擦こそが、より強固な人間関係の構造を生み出します。
第5章:結論と今後の展望
これまでのMBTIの推移を見ると、単なるブームを超え、共通言語(プロトコル)として定着しつつあります。
しかし、「型にはめて思考停止すること」です。筆者で言えば、INTJが最も警戒すべきは「私はINTJだから冷たくても仕方がない」「あの人はESFPだから計画性がない」といったレッテル貼りは、人間の複雑性を無視した愚かな行為です。
MBTIは、あくまで「現状の思考の癖を示す地図」に過ぎません。
地図(MBTI)を見ながら、実際にどの道を歩き、どんな建物を建てていくか(人生)は、あなた自身の意志(Will)にかかっています。
最後に、この記事を読んだあなたへの「Tips」です。
- 認知機能レベルでの自己分析: 単なる4文字ではなく、自分の「主機能」と「劣等機能」を調べてみてください。
- 「苦手なあの人」のタイプ推測: 職場や学校で苦手な人を観察し、認知機能の観点から「なぜ合わないのか」を分析してください。感情的な対立が、構造的な理解へと変わるはずです。
ぜひ、トライしてみてください!
用語解説・補足
認知機能: ユングが提唱した、情報の取り入れ方(知覚)と判断の仕方に関する8つのパターン。




